炊き出し衛生マニュアルが公開されました

日本家政学会から「炊き出し衛生マニュアル」が公開されています。
このマニュアルは、日本家政学会が東日本大震災後に研究プロジェクトを立上げ、その成果として「炊き出し衛生マニュアル」を作成されたものです。
この度の災害にあたり、炊き出し支援をなさる皆様の参考にしていただくため、日本家政学会はPDFファイルを無料公開することにされました。
ぜひ、このマニュアルを活用していただき、これからの季節、食中毒を起こすことのないよう、支援をしていただければと思います。
詳しくは、下記の日本家政学会のサイトをご覧ください。

炊き出し衛生マニュアル (PDFファイル)は、こちらのサイトから http://www.jshe.jp/project/takidashi.html

豪雨災害への支援について個人での救援物資を送るのはやめましょう

善意の気持ちはありがたいですが、被災地が求めていることを確認しないで、個人の思いだけで、衣服や日用品などを送ったり、持ち込むのは控えて欲しいです。
過去の災害でもトラブルがありました。
私が救援活動に携わった阪神・淡路大震災の際も被災者が受け取ってくれそうにない古着や、配り切れずに腐敗したものなどがあり、被災地が困ることになりました。

現在は、行方不明者の捜索や救出、二次災害防止などで、専門の救援活動が続いている地域もあります。

災害ボランティアセンターが開設されて、被災地の状況がはっきりして、被災地からの要望が分かるまでは待ちましょう。
地元の社会福祉協議会等災害ボランティアセンターに相談して、有効な支援をしましょう。
義援金を寄付することも大きな支援になります。
また、各支援活動をしている団体への支援金なども支援の方法です。
今、何が求められているのか、今一度確認してから支援を行うようにしましょう。
そして支援が、被災地や被災者の負担とならないよう、十分な配慮が必要です。

平成30年7月豪雨災害における災害ボランティアの受け入れなどについては、全社協のホームページに各地の社会福祉協議会のリンクがありますので、ご参考にしてください。
全社協 被災地支援 災害ボランティア情報 平成30年7月豪雨(第2報) https://www.saigaivc.com/20180709/ 
リンクは、第2報となっていますので、ご確認の際は、最新の情報を確認してください。

 2018年7月10日
理事長 伊永勉

大雨で浸かったクルマ、水が引いても使用しないでと国交省が注意喚起

国土交通省では、平成30年7月豪雨の被害を受けて、水に浸った自動車ユーザーの方へ、感電事故や、電気系統のショート等による車両火災を防止するための注意喚起を行っています。
大雨等による浸水や冠水被害を受けて水に浸った車両は、外観上問題がなさそうな状態でも、感電事故や、電気系統のショート等による車両火災が発生するおそれがあります。
国土交通省では、次のように対応を呼びかけています。

1.自分でエンジンをかけない。
2.使用したい場合には、お買い求めの販売店もしくは、最寄りの整備工場にご相談下さい。特に、ハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)は、高電圧のバッテリーを搭載していますので、むやみに触らないで下さい。
3.なお、使用するまでの間、発火するおそれがありますので、バッテリーのマイナス側のターミナルを外して下さい。
   ※外したターミナルがバッテリーと接触しないような措置(テープなどで覆う)をして下さい。

国土交通省ホームページ http://www.mlit.go.jp/report/press/jidosha09_hh_000189.html

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)も、過去の災害救援の経験から被災による冠水車両の取り扱いについて注意を呼びかけています。
水害による被災車両は、電気系統(エンジン・ヘッドライト等)の漏電で火災が発生する可能性があります。
冠水した車両の取り扱いの注意点については、以下のとおりです。
1 いきなりエンジンキーを回さない、エンジンボタン(プッシュボタン)を押さないでください。
2 ボンネットを開け水に浸っているようであれば、火災防止のためバッテリーのマイナス側のターミナルをはずして下さい。
3 はずしたターミナルが、バッテリーと接触しないような絶縁処置をして下さい。
4 ハイブリット車(HV)・電気自動車(EV)は、むやみに触らないようにしてください。

JAFのホームページ http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2018_16.htm

試されるボランティア活動

7月早々からは始まった日本列島を縦断する豪雨災害は、まだまだ予断を許さない状況で、被害が心配されます。今回の豪雨災害は、被災地域が1~2県にとどまらず、西日本から東日本という広範囲に及んでいます。週が明けて被害状況が見えてくると、全国でボランティア活動が活発に始まることになるでしょう。特に夏休みがちかいことから、多くの若者が参加することが予想されます。今こそJVOADが先陣をきって、今後始まるボランティア活動の調整をするべきだと思います。
マスコミ報道の視点の違いで、一部の地域に偏らないよう各地域の被災状況を集約し、社協が開設するボランティアセンターの情報や日本財団等の支援制度を含めて、ボランティアの効率の良い適正配置と受入情報をJVOADが集約して発表できるという体制をとるべきだと思います。それを内閣府、全社協、日赤等からも発表するというところまで統制が取れれば、マスコミの報道が整理され、ローカルのテレビ局はその地域の詳細を報道し、全国のキー局も、正しいボランティア情報を報道できるのではないでしょうか。そして、今後の災害ボランティアの全国ネットワークの基盤は安定し、南海トラフや首都圏地震などにも対応できるのではないでしょうか。私は、そうなることを期待しています。JVOADへの参加を嫌がるボランティア団体もあるかもしれませんが、多くの産官民の連携で結束した組織です。私は、JVOADが米国のNVOADに匹敵する、日本の代表になってほしいです。

 2018年7月8日
理事長 伊永勉

JVOAD(特定非営利活動法人全国災害ボランティア支援団体ネットワーク)

まだまだ大雨・洪水・土砂災害などに最大の警戒が必要です

大雨により各地で被害が発生しています。
この後もまだ、大雨が降ると予測されています。
大雨、洪水、浸水被害、土砂災害など警戒が必要です。
今日は、可能であれば、会社は休んで家族と一緒に家に居ましょう。
不要な外出は控え、気象情報や市町村からの防災情報に注意してください。
仕事中の人は、早めに帰宅しましょう。
電車が止まったら、帰れなくなります。
自動車は、30㎝以上の浸水で、動かなくなる可能性があります。
アンダーパスや低いところには、他より雨水がたまっていますので、注意が必要です。
早めに避難しましょう。
自宅にいる場合は、2階以上高いところがよいでしょう。
避難所が遠い人は、近所のマンションなどのご近所で安全な場所にいさせてもらえるよう頼んでみましょう。
淀川河川事務所が公表している淀川水系淀川・宇治川・木津川・桂川洪水浸水想定区域図(想定最大規模)では、5年前の平成25年に桂川が氾濫した台風18号の1.3倍の雨(24時間で360ミリ)が降ったら、最悪、木津川市や高槻市・大阪市旭区の一部では7メートルを超える浸水があり、大阪駅周辺でも2mを越えて、3日以上水が引かないところがあることも想定されています。
詳しくは、近畿地方整備局ホームページでご確認ください 

自分や家族の安全を確保しましょう。
また、ご近所で声掛けをしてください。
河川の様子を見に行かないようにしましょう。
テレビ、ラジオの情報、気象庁や市町村のホームページの情報を確認してください。
河川の水位の情報は、河川情報のホームページの他、ご家庭のテレビでNHK地上デジタル放送のデータ放送で河川の水位及び雨量の情情報が見れます。

参考
気象庁 降水短時間予報 https://www.jma.go.jp/jp/kaikotan/index.html
気象庁 危険度分布(洪水)https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/flood.html
気象庁 危険度分布(浸水害)https://www.jma.go.jp/jp/suigaimesh/inund.html