6月ADI減災カフェ 開催報告

昨日6月27日はADI減災カフェでした。
今回は、18日に地震があったこともあり、少なめの参加者ではありましたが、参加いただいた皆様ありがとうございました。
最初に、今回の大阪府北部を震源とする地震に関するお話を少しさせていただきました。
梅雨やこれからの豪雨に備えて、天気予報を活用して災害に備えるをテーマに、昨年の九州北部豪雨の話や、今年更新された気象庁の情報などについて皆さんと一緒に学びました。
次回7月のADI減災カフェは、「防災出前講座のノウハウを伝授」です。
すでに地方自治体関係者様にはご案内をお送りしておりますが、近日中にホームページ、Facebookなどでもご案内いたします。
また、一般向けのADI減災カフェ8月は、6月18日の大阪府北部を震源とする地震についてです。
こちらも近日中にホームページ、Facebookなどでご案内いたします。
お楽しみに。

現地調査を終え気になる被災者支援の行方

6月22日に高槻市の一部と茨木市の一部に現地調査へ行きました。
現地調査では、被害の大きかった地域の被災状況を見させていただきました。
一部、住民の方のご厚意で、当時の状況や住宅内の被害についてお話を聞かせていただくことができました。
全国的なマスコミでの報道は減り、被害があまり発信されていないようにも感じますが、被災地では、全壊や半壊といった家屋は見受けられませんでしたが、外壁の落下や、ひび割れ、傾き、ブロック塀の傾きなど様々な被害を見ることができました。

一部倒壊しているブロック塀

また、多くの家屋では、室内の家具の転倒や、亀裂などで、安心して住める状況ではない人もいました。
避難所や親族の家に避難しながら、日中片付けなどに訪れてる人もいました。
被災地をみて、感じたことは、東日本大震災や熊本地震のような見るからに被害が大きい災害ではなかったかもしれないですが、被災された方の被害は大きく今後の支援の重要性を感じました。

亀裂の入った玄関のタイル

亀裂の入った壁

また、避難所も見に行かせていただきましたが、平日であったため日中は人がほとんどいない状況でした。
現地調査へ行った22日も暑い日で、避難所の中での生活は、健康管理に十分な注意が必要であると再認識しました。
避難所生活への支援も重要と感じました。

日中の避難所

現地調査の際にも、余震による二次災害防止のため、建物の損傷の状態を点検する応急危険度判定が行われていましたが、6月20日現在の状況は、赤色(危険)判定戸数(危険判定戸数/調査済戸数)は、大阪市北区4戸/825戸、高槻市21戸/97戸、茨木市14戸/51戸で、箕面市・摂津市も検査中で、まだまだ時間がかかることと感じました。
私が気にしているのは、全壊家屋が京都府も含めて10棟未満となりそうな今回の地震による被害ですが、被災者生活再建支援法の適用はあるのかという事です。
この制度では、住宅が全壊か半壊の場合、やむを得ず解体した場合、居住不能な状態が長期化する場合、大規模は補修をしなければ居住が困難な場合に支援金が支給されますが、制度の対象となる住居はどのくらいになるのでしょうか。
この制度の対象となる自然災害は、大まかにいうと、災害救助法施行令に該当する自然災害で、10世帯以上の全壊住宅が発生した都道府県市町村となり、人口によって若干の条件の違いはあります。
条件に適合すれば制度が適用され、例えば、全壊100万円、再建に200万円等の支援金が出るようですが、制度の適用とならない場合は、当該自治体において対応を決めることになっているため、今回はどうなるのか気になるところです。
大阪府の松井知事は、大阪北部地震で一部損壊した住宅の再建に向けた融資制度を検討していることを明らかにしましたが、支援金の給付には触れていません。
兵庫県立大学防災教育研究センター長の室崎先生は、「財政力のない人は、一部損壊と認定され財政支援が得られないと、傾いた家を修理することも出来ず、危険な住宅に住み続けざるをえません。再建を支援するという視点と事前減災で耐震化するという視点から、修理のための支援金を提供できるよう、制度の見直しあるいは弾力的運用が求められます。」との談話を発表されている。

2018年6月26日
理事長 伊永勉

壁の一部が剥離していた

壁が一部はく離したマンション

写真はすべて、6月22日にADI災害研究所が撮影したものです。

ADI災害研究所 活動支援のお願い

ADI災害研究所では、「災害に先手を打つ力」を持った人材の育成を目指し、防災啓発の活動を行っております。
6月18日に起きた大阪府北部を震源とする地震では、ADI災害研究所の活動拠点である大阪に被害がもたらされました。
私たちは、もっともっと「災害に備えるための活動」をしていかなければいけないと再認識しました。
ホームページやADI減災カフェ、各地での講演やワークショップを通じて、「災害に先手を打つ力」を皆様につけていただき、いざというときには、「災害を迎え撃つ力」を発揮できるように啓発活動を積極的に実施していく所存です。
私たちの活動を支援してくださる皆様を募集しております。
基金の募集の他、サポーターとしての継続的な支援(継続寄附)をはじめ、スポットでの支援(単回寄附)も受け付けております。
皆様からのお力添えをいただきながら活動を続けております。
よろしくお願いいたします。

基金募集について
ADI災害研究所では、一般社団法人及び一般財団法人に関する法律第131条及び一般社団法人ADI災害研究所定款第6章第34条に基づき下記の通り基金を募集しております。皆様のご支援をよろしくお願いいたします。
基金払い込み(銀行振込)の取り扱い場所について
基金の払い込みにつきまして、下記の銀行のいづれかへお振込みをお願いいたします。また、大変恐れ入りますが、振込手数料はご負担をお願いいたします。

三菱東京UFJ銀行 天満支店(店番533)普通預金 口座番号0218466 
口座名義 一般社団法人ADI災害研究所 代表理事 伊永 勉

ゆうちょ銀行 店名 四〇八(ヨンゼロハチ)(店番408) 
普通預金 口座番号5609119 
口座名義 一般社団法人ADI災害研究所

基金に関する内容は、基金のページをご覧ください。

寄附について
ADI災害研究所では、サポーターとしての継続的な支援(継続寄附)をはじめ、スポットでの支援(単回寄附)も受け付けております。
下記の銀行のいづれかへお振込みをお願いいたします。また、大変恐れ入りますが、振込手数料はご負担をお願いいたします。
三菱東京UFJ銀行 天満支店(店番533)普通預金 口座番号0218466 
口座名義 一般社団法人ADI災害研究所 代表理事 伊永 勉

ゆうちょ銀行 店名 四〇八(ヨンゼロハチ)(店番408) 
普通預金 口座番号5609119 
口座名義 一般社団法人ADI災害研究所

基金、寄附、いずれの場合も領収書を送付させていただいております。
領収書をご希望の方は、メールinfo@adi-saigaikenkyusyo.comにてご連絡ください。

今週はADI減災カフェです。

今週6月27日 のADI減災カフェは、水害対策 災害に備えて気象情報の見方を確認しよう です。
「身の回りの人を災害から守るために~天気予報の上手な使い方~」と題して、理事長の伊永が講義いたします。

気象台から発表される各種の防災気象情報。台風など災害時に十分に活用できているでしょうか。 災害の発生を見通して発表される警報・注意報などさまざまな防災気象情報の意味を知って、自分や家族を災害から守りましょう。
また、事業所や施設等では、利用者や従業員を早めに帰宅させるなどの判断をしなければいけません。早めの判断ができるようになるには、どんな情報を見ればいいのでしょうか。まずは、情報について学びましょう。
今回の講座では、過去の事例等も参考に解説します。

また、6月18日の大阪府北部を震源とする地震についても、現地調査の内容も含め開設させていただく予定です。

講師 伊永 勉 一般社団法人ADI災害研究所 理事長

日時 平成30年6月27日(水) 18時45分~20時30分頃まで (18時30分開場)

会場 大阪市生涯学習センター第6研修室(大阪駅前第2ビル5階)

資料代 1,500円(ADI災害研究所会員の方は1,000円)  

主催 一般社団法人ADI災害研究所
申込方法 事前申込制 メールまたはFAX

こちらから、メールをお送りいただくか、下記の案内PDFをダウンロードの上、申込書にご記入の上FAXにてお送りください。
定員に達した場合、お申込みを締め切らせていただきますので、お早めにお申込みくださいますようお願いいたします。

案内PDF

ツナ缶でランプをつくろう

停電などのときに簡単に作れるランプの紹介です。
用意するものは、ツナ缶とティッシュペーパー。
可能なら、ハサミや缶切りなどがあると便利。
まず、ティッシュペーパーを半分程度に切って、こよりを作りました。
これがろうそくで言えば、”芯”になります。
芯は、缶の高さの2.5倍くらいの長さにしました。

後は、この芯をツナ缶にさして、火をつけるだけですが、このティッシュで作ったこよりの芯にツナ缶の油が染みるまで少し待ちます。
今回は、2パターンで試しました。

まずは、缶切りを使わず、少しだけ開けて、そこにこよりの芯をさしたものをさしました。
見やすいように芯を長めに出ている状態で写真を撮りましたが、実際には出ている部分はもう少し、短くて大丈夫です。
1センチくらいでいいのではないかと思います。
初めて作るので、どんなふうに炎がともるかわからなかったので、庭先で作ってみました。

芯を差し込む際に、缶のふちで手などを切らないように気を付けてください。
油が染みたころ、火をつけてみました。
割と大きい炎がともりました。
火をつけるときは、やけどや火災などに注意してください。

次に缶切りを使って、缶の真ん中に穴をあけて、そこにこよりの芯を刺したものを作ってみました。
缶切りのとがったところで穴をあけました。

缶切りで、けがをしないように気を付けてください。
こよりの芯が通るくらいの穴をあけてください。

私の穴の開け方が、下手だったので、穴の周辺にツナ缶の油が飛び散ってしまいました。
私は、油汚れを避けるため缶の下に敷物を置いていますが、火をつけるときには、火災に注意してください。
穴にこよりの芯をさします。
この場合も油が染みるまで少し待って、火をつけてみました。
こちらの場合も、大きな炎がともりました。

こよりの芯にしみた油が燃えているので、つけた時少し黒いすすのような煙が出ましたが、そのあとは、大丈夫でした。
油がなくなるまで明かりはともりますが、つけてすぐは少し大きめ、次第に落ち着いて状態になり、最後は小さくなります。
ツナ缶の種類や、大きさなどによるようですが、1時間程度で消えるそうです。
やけどや火災には、注意してください。

しばらく付けた後、火を消して、ツナ缶を開けてみました。

いつものツナ缶より、少し燻したにおいがしますが、いつも通りおいしく食べることができました。
いざというときの前に、一度試してみたほうがよさそうです。
作り方は難しくないのですが、先日の講義で皆さんで作ってもらった時にはうまく炎がともらない方もいたので、
コツを少しつかんでみてください。
穴をあけるのにもコツがいるかなと思いました。
簡単なのは、缶のふちを少し開けて作った方でした。