ADI災害研究所について
福祉の視点で防災に取り組む理由
災害が発生したとき、最も大きな影響を受けるのは、
高齢者や障害のある方、病気や事情を抱える方など、
日常生活の中で何らかの配慮を必要とする人たちです。
防災計画やマニュアルが整備されていても、
それだけで災害時の安全が確保されるわけではありません。
実際の現場では、想定どおりに進まない状況が多く発生します。
私たちは、阪神・淡路大震災以降、さまざまな災害現場に関わる中で、
「制度や計画だけでは守りきれない命がある」
という現実を目の当たりにしてきました。
だからこそADI災害研究所では、
支援する・されるという一方向の関係ではなく、
福祉の現場と地域、専門職と住民が
ともに備え、ともに行動する防災を大切にしています。
福祉の視点で防災に取り組むことは、
特定の人のためだけではなく、
結果としてすべての人の安全性を高める防災につながると考えています。
理念・ミッション
ADI災害研究所は、福祉の視点から防災・減災に取り組み、誰一人取り残さない地域づくりを目指しています。
団体概要
- 法人名:一般社団法人ADI災害研究所
- 活動内容:
〇被災地自治体への支援物資等の調整支援
〇災害の予防と減災に関わる調査研究
〇災害に関わる文献、被害記録等の資料の収集と分析
〇地域の気象災害に関する情報提供
〇地方自治体の防災に関わる計画、マニュアル等の作成支援
〇地方自治体の防災に関わる職員研修、訓練等の企画運営
〇自主防災組織の育成強化に関わる研修、訓練等の企画運営
〇避難行動要支援者対策に関わる研修、訓練等の企画運営
〇要配慮者、避難行動要支援者への支援対策の推進活動
〇教育機関・福祉事業所・企業等の防災啓発に関わる研修、訓練等の企画運営
〇防災に関わる啓発活動への出向と講師、インストラクターの育成
〇防災に関わる教材・資料・映像・コンテンツ等の制作
〇防災と危機管理に関わる情報システムの構築
〇出版、セミナー、講演会等の開催 - 所在地:〒530-0015 大阪市北区中崎西1-8-24 アインズビル梅田807
- 連絡先:TEL 06-6359-7711 FAX 06-6359-7722
Email info@adi-saigaikenkyusyo.com - ホームページ:http://www.adi-saigaikenkyusyo.com
- 団体設立:1998年5月
- 社団法人設立:2017年1月
- 理事:
代表理事(理事長) 伊永 勉(大規模災害対策士)
理事(副理事長) 宮野 道雄(大阪市立大学名誉教授 大阪公立大学都市科学防災研究センター客員教授)
理事(専務理事) 川下 明子(防災士・大規模災害対策士)
理事 永柳 隆
理事 片平 敦(気象予報士・防災士)
理事 軸丸 政代(防災士・ケアマネジャー・介護福祉士・大阪公立大学非常勤講師 宝塚大学看護学部 非常勤講師)
理事 北條 和男
理事 渡辺 秀之(日本セイフティー株式会社 四国支店長) - 監事:小松 真須美
- 名誉会員:河田 惠昭 教授(関西大学社会安全研究センター 特別任命教授)
- 名誉会員:室崎 益輝 教授(神戸大学名誉教授 兵庫県立大学名誉教授)
- 名誉会員:小林 誠 (元内閣官房国土強靭化懇談会委員)
災害研究所の設立は、阪神・淡路大震災復興誌第4巻第10章に紹介されています。
阪神・淡路大震災復興誌第4巻第10章に以下のように紹介されています。
民間では全国初の防災専門の研究機関 「エイデイアイ災害救援研究所」が98年5月に西宮市内に設立、10月に拠点を大阪に移した。
阪神・淡路大震災で活躍した西宮市の「日本災害救援ボランティアネットワーク」(NVNAD)の理事長を務めた伊永勉(これなが・つとむ)氏が所長となり、
震災で経験を積み上げたげた行政と住民、ボランティアをつなぐ手法などを広めていくのが目的である。
同研究所が行う主な事業は、プランニング・コンサルテイング事業で、自治体の地域防災計副の策定や防災訓練などの業務委託を受けて、
情報提供やボランテイア派遣などを行う。
また、災害時の官民の連携の取り方の指導を行い、ボランティアの適正な配量を行う災害救援コーデイネータの役割も担うなど、
これまでの経験を生かした実践的な取り組みをしていく。
伊永氏は震災直後、「西宮ボランティアネットワーク」(NVN)を設立し、被災地にやってくるボランティアのコーデイネータの役割を務めた。
※1998年5月26日付産経新聞、6月19日付神戸新聞に紹介されました。