3月は、3回現地で2回オンラインで外国人のための防災訓練を実施しました。
防災講座の他、ハザードマップを確認したり、簡易テントや段ボールベッドの組み立て、新聞紙でスリッパづくり、ツナ缶を使ったランプづくり、断水などでトイレが使えない時の使い方等も学んでいただきました。

3月は、3回現地で2回オンラインで外国人のための防災訓練を実施しました。
防災講座の他、ハザードマップを確認したり、簡易テントや段ボールベッドの組み立て、新聞紙でスリッパづくり、ツナ缶を使ったランプづくり、断水などでトイレが使えない時の使い方等も学んでいただきました。
3月16日に社会福祉協議会の職員の皆さんに、災害ボランティアセンターについて研修を行いました。
災害ボランティアセンターは社会福祉協議会が中心となって立ち上げ運営していきますが、災害経験が少ない地域では、どの様なことをするのか、どうすればいいのか等災害ボランティアセンターの役割など理解が不足していることもあります。
今回は、災害ボランティアセンターの役割や運営のポイント、ニーズ受付やボランティア受付の注意点、シミュレーション訓練について研修しました。
2月から3月に社会福祉協議会のBCP作成支援としてワークショップを2回実施しました。この社会福祉協議会では、すでに BCPの作成をされていますが、今回さらに内容を充実させるために、ワークショップを実施して、特にアクションカードの充実のための検証を行いました。
また、現在のBCPが大規模な地震を想定しているため、事前の防災行動を計画できる水害時のBCPについても検討しました。
1回目は、アクションカードの充実を目的として、現在作成しているアクションカードをもとにシミュレーションして、見直しを行いました。
アクションカードの内容を知らない職員がアクションカードを使って、初動対応を行い、作成した職員らは行動の様子を確認しながら、それぞれ、課題を出し合いました。
今回のシミュレーションの成果として、たいへん多くの気づきがありました。この気づきをもとにアクションカードの充実を図ります。
2回目は、タイムライン防災の考え方をもとに、風水害時の防災行動について、時系列で各部署ごとに検討しました。
特に災害が起きるまでの行動を考え、どのタイミングで、BCPの発動になるのか等の意見も出し合いました。
今後、ワークショップを通じて見えた課題などをもとにBCPの充実を図っていきます。
1月、2月に行われた大阪市東淀川区の福祉避難所・緊急入所施設の職員を対象にした「オンライン講習会」で伊永理事長が講師を務めました。
1回目のテーマは「福祉避難所・緊急入所施設の役割と平時の準備や心構え」、2回目のテーマは「福祉避難所・緊急入所施設の災害時の行動と役所との連携内容」で行いました。
1月末に奈良県庁で行われた奈良県応援・受援対応図上訓練に今年も評価員として参加させていただきました。今年は、伊永理事長、宮野副理事長、川下の3名で参加させていただき、訓練中の参加者の動きや対応状況を確認し、当日考察を述べさせていただき、後日、レポートを提出させていただきました。
この訓練は、応援・受援に特化した訓練となっており、今年度は奈良県の他に、広陵町が当日訓練会場で参加されました。
コロナ禍の中での訓練であったため、人数の制限などもありましたが、今回が3度目ということもあり、対応に対する手続きをより効率的に行えるよう工夫がされていたことや、手続きの流れを事前にそれぞれが確認できていたこと、また、昨年の反省点なども踏まえて進められていて、たいへん有意義な訓練であったと感じました。
訓練後の振り返りでもそれぞれの立場で課題をとらえておられ、今後の取り組みに期待したいと思います。