2月23日 和歌山県湯浅町で就業時間外に災害が起きた際に、登庁した職員が災害対策本部の設置準備をできるようにとアクションカードを使って災害対策本部設置準備訓練が行われました。
アクションカードを使った災害対策本部の設置準備訓練は、ADI災害研究所が、これまでに福岡県福津市と共同で、開発してきたものです。
早くに登庁した職員が防災を担当したことのない職員でも、会議室に災害対策本部の設置を行えるようにとアクションカードという指示をもとに災害対策本部の設置等を行うものです。
2018年に和歌山県の市町村に手法を紹介させていただき、今回湯浅町の防災のご担当者様からご相談を受け、訓練を実施することとなりました。
訓練までに、何度か、庁舎の視察や、アクションカードの作成のお手伝いのため、町役場をご訪問し、準備してきました。
訓練当日は、伊永理事長、宮野副理事長、川下の3名で参加させていただきました。
訓練では、登庁した職員の皆さんが、庁舎の近隣に居住されている職員の方が、参集メールを合図に登庁し、アクションカードを見て、庁舎の中に入れるか外観の点検を行ったり、庁舎の被害状況を調査したり、会議室に災害対策本部を設置したり、速報として入手した町内の被害状況等を地図に整理するなど行いました。
訓練後、伊永理事長、宮野副理事長から訓練考察を述べさせていただきました。
アクションカードを使った訓練について詳しく知りたい自治体の方は、ADI災害研究所までお問い合わせください。
電話 06-6359-7711
メール info@adi-saigaikenkyusyo.com